以前ギャラリーで購入したAudrey Hepburnのプリント。
Audrey Hepburn (Funny Face -1957) : Print
https://ryuyaamao.com/diary/audreyhepburn/
壁にいつも同じ写真がかかっている生活はとても良いです。
いい時も悪い時も、嬉しい時も悲しい時も、暑くても寒くても、同じ写真を眺める。
いつものプリントが、いつもと同じようにそこにあるということ。
少し生活が変わる気がします。
そしてまたAudrey Hepburnのプリントを購入。
1954年 サブリナ期のオードリー。
6.9 x 8.5inch。ゼラチンシルバープリント。
前回購入したものとどこか似たような雰囲気。
こちらもきめ細やかでサラっとした肌がこれでもかというほどに美しい。
ピントは左目。虹彩、瞳孔までもがはっきりと。産毛まで。
デジタルの写真ではここまで写ってるのは写りすぎじゃないかと思うのに、大きいサイズのフィルムからのプリントだと何故か物凄く愛おしい。
絞りもこれがベストだと思わせてくれるほど、ボケ感がちょうど良い。
こういう美しい被写体を美しいまま味わわせてくれるような構図がまた。
プリントの裏に”Sabrina” Ein Film von Billy Wilder wit Audrey Hepburn!!とのメモ書き。
写真家の記載がないので調べたところ”photographed by Bud Fraker at the Paramount Studios”と。
前に購入したFunny Faceのプリントと同じフォトグラファー。
どちらの写真もストロボが同じような位置で、キャッチライトが3つなのでほぼ確定かと。
昔のものになればなるほど情報量が少なくなるけど、こういうのが判明した時に運命的なものを感じる。
それにしても美し過ぎる銀幕の妖精。
日常的に美に触れることで心が豊かになると、そう思います。
Sabrina (1954) – Trailer
Pictures of Audrey Hepburn During the Making of ‘Sabrina’ in 1953
https://flashbak.com/pictures-audrey-hepburn-making-sabrina-1953-59452/
————————Audrey Hepburn————————
1953年に公開されたアメリカ映画「ローマの休日」で、ヘプバーンは初の主役を射止めた。「ローマの休日」はイタリアのローマを舞台とした作品で、ヘプバーンは王族としての窮屈な暮らしから逃げ出し、グレゴリー・ペックが演じたアメリカ人新聞記者と恋に落ちるヨーロッパ某国の王女アンを演じた。「ローマの休日」の製作者は、当初アン王女役にエリザベス・テイラーを望んでいたが、監督ウィリアム・ワイラーがスクリーン・テストを受けに来たヘプバーンをアン王女役に抜擢した。後にワイラーは「彼女(ヘプバーン)は私がアン王女役に求めていた魅力、無邪気さ、才能をすべて備えていた。さらに彼女にはユーモアがあった。すっかり彼女に魅了された我々は「この娘だ!」と叫んだよ」と振り返っている。(ウィキぺディアより)
【オードリー・ヘプバーン(本名:Audrey Kathleen Ruston)の略歴】
1929年 ブリュッセルのイクセル生まれ。幼少期をベルギー、イングランドで過した。
1934年 バレエを初め、アムステルダムでソニア・ガスケルのもとでバレエを習う。
1948年 マリー・ランバートにバレエを学ぶためにロンドンに渡って、その後ウエスト・エンドで舞台に立った。
1951年 ブロードウェイ舞台作品『ジジ』で主役。
1953年 「ローマの休日で」に出演。ローマの休日でアカデミー主演女優賞を獲得。
1954年 「麗しのサブリナ」に出演。国際連合児童基金(ユニセフ)への貢献開始。
1959年 「尼僧物語」に出演。
1961年 「ティファニーで朝食を」に出演。
1963年 「シャレード」に出演。
1964年 「マイ・フェア・レディ」に出演。
1967年 「暗くなるまで待って」に出演。
1988年~1992年 アフリカ、南米、アジアの恵まれない人々への援助活動に献身。
1992年 ユニセフ親善大使としての活動に対してアメリカ合衆国から大統領自由勲章を授与。
1993年 スイスの自宅で虫垂癌のために63歳で死去。
【賞】
・映画作品ではアカデミー賞のほかに、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞を受賞。
・舞台作品では1954年のブロードウェイ舞台作品である『オンディーヌ』でトニー賞を受賞。
・さらにオードリー・ヘプバーンは死後にグラミー賞とエミー賞も受賞。
アカデミー賞、エミー賞、グラミー賞、トニー賞の受賞経験を持つ数少ない人物の一人となっている。